(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
Business

ふるさと納税で若者に未来を!GCFから見る各地の取り組み

2018.12.3
SHARE
ふるさと納税の一環であるGCF(ガバメント・クラウド・ファンディング)。自治体が地域の課題解決のために支援を呼びかけるGCFの中で、子どもたちの将来を守ることを目的としたプロジェクトの事例をご紹介します。子どもたちの体験や発見を生み出す機会を醸成するGCFを通じて、未来の社会づくりに貢献しましょう。

離島の若者たちに将来の選択肢を増やす

鹿児島県徳之島町は、ふるさと納税での支援を通じて、若者たちの将来の選択肢を増やす試みを始めました。

徳之島町は奄美諸島のほぼ中央に位置する離島にある町です。豊かな自然と子どもを大切にする文化は、同町の魅力の一つです。また、合計特殊出生率が高いため、子宝に恵まれた町であることも特徴として挙げられます。

しかし、生まれた子どもたちが島内で得られる経験や、進路決定をするための選択肢は少なく、四年制大学への進学率が低いことが課題となっています。さらに、島を離れて進学を決めた子どもたちのほとんどは、進学先の都市で就職してしまうため、島内の人口減少問題は深刻です。

徳之島町はこうした問題を解決するため、自主的な学習を促す自習スペースを設けることへの支援や、企業や研究機関から講師を招致することへの支援を呼び掛けています。また、地域資源を生かした観光商品の企画といった実践的な学習を通じて、島内で活躍する方法の選択肢を広げることにも注力します。

子どもたちが、地域の強みや自分の好きなことを生かした将来設計をすることは、地域社会を育むだけでなく、日本そのものを豊かにすることにつながるでしょう。学習や発見の機会が少ない子どもたちへ未来を託すために、ふるさと納税が活躍するのです。

>>支援ページ:~島ぬ宝ふるさと納税~離島ハンデの克服!高校生の視野を広げ、意欲と主体性を喚起する機会・環境の提供!

観光人材を育成する高校生向け地域実習を開催

長野県白馬村は、1998年長野オリンピック・パラリンピックの会場に選ばれた場所です。ウィンタースポーツに適したパウダースノーに恵まれた環境は、今もなお多くの観光客に愛されています。海外から足を運ぶ人々にも白馬村の魅力が伝わり、中には移住するケースもあるそうです。

一方で、少子高齢化と若者の流出によって後継者不足が深刻になりつつあります。こうした現状を解決するために、白馬村では「高校生ホテル」と呼ばれる実習を始めました。白馬高校の国際観光科の生徒たちが、白馬村の宿泊施設を生かした宿泊プランの企画や、観光客対応の実習をします。

白馬高校では、生徒数の減少を解決課題としていましたが、宿泊施設や自然などの地域資源を生かした実践的な取り組みを通じ、全国から生徒を募ることで生徒数を回復しつつあります。その生徒たちが白馬村の観光業を担う人材として育つために必要な機会が「高校生ホテル」の取り組みです。

この「高校生ホテル」への支援を、ふるさと納税を通じて行うことができます。リターンとして高校生ホテルへの宿泊の機会があるので、支援がどのような形で結実したかを、自分自身で見られる点も魅力です。

>>支援ページ:究極の地域実習「高校生ホテル」で白馬の未来を担う国際観光人材を育む!

ふるさとの環境保全の意識づくりを子どもたちへ

子どもたちに託すものは、未来だけではありません。岡山県笠岡市にはかつて「生きた化石」と称されるカブトガニが多く生息していましたが、笠岡湾の干拓事業や海水の汚染によってその数は急減しました。

カブトガニの保護を目的とした人工飼育と放流が始まり、地域一体となった啓もう活動を重ねた結果、徐々にカブトガニの産卵数は増えつつあります。再び干潟でカブトガニの姿を確認できるようにまで復活した現状を維持していくことが、海の自然を守ることに直結します。

一方、こうした地域の努力やカブトガニの希少性についての認知度が低いため、潮干狩りが禁止された区域に足を踏み入れる人も少なくありません。より多くの人にカブトガニを保護することを伝えたい、とふるさと納税を通じた支援を呼びかけています。

未来の子どもたちに豊かな自然環境を残したいという想いを支援することは、環境汚染問題に自身が取り組む契機にもつながるでしょう。

>>支援ページ:笠岡市が誇る天然記念物を子どもたちに知ってほしい!

ふるさと納税から経験を生み出し、将来を担う若者につなぐ

ふるさと納税は、地域を象徴するリターンに注目が集まりますが、若者たちの経験を生み出すことで社会貢献に直結するものも多くあります。それぞれの地域の課題や自身の将来と向き合っている子どもたちに寄り添うのは、ふるさとの魅力を知った上でその問題を解決しようと考える、地元の大人たちなのでしょう。そして、その大人たちを、ふるさと納税で支えることができるのです。

 
SHARE

Official Twitter