(写真=Shaiith/Shutterstock.com)
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Culture

クラウドファンディングで希少性の高いウイスキーを手に入れよう

2019.1.15
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近年、国内外の個人投資家からウイスキー投資に熱い視線が注がれています。2018年10月には、イギリスで競売にかけられた「マッカラン 60年」が約1億2,500万円で落札されました。もちろん、純粋にウイスキーを味わう愛好家も多いことから、ウイスキー人気は今後も長く続いていくでしょう。そのような中で、国内ではウイスキーに関連するクラウドファンディングにも注目が集まっています。

いまだ続く熱狂的なウイスキー投資

冒頭でも触れたとおり、ウイスキー投資は冷めるどころかまだまだ熱気を帯びています。特に日本で作られる「ジャパニーズウイスキー」は海外からの人気も高く、2018年1月には、サントリーの「山崎 50年」が3,300万円で落札され話題となりました。また以前から、希少性の高い「軽井沢」「イチローズモルト」といったジャパニーズウイスキーはオークションの場で高額で取り引きされています。

世界的に注目される希少性の高いジャパニーズウイスキーは、飲むだけでなく、資産の一つとして持っておくのもよさそうです。

日本のウイスキーは海外でも人気に

世界五大ウイスキーの一つとして数えられているジャパニーズウイスキーは、近年海外からの人気が高まっています。

国税庁が公表している「平成29年酒類の輸出動向について」を見ると、日本の酒類の輸出額は年々増加しており、2017年には前年比126.8%の545億900万円となっています。その中でウイスキーのシェアは日本酒の34.3%に次いで2位の25%となっており、海外での人気と評価の高さがうかがえます。海外における酒類コンテストでも数々の賞を受賞しているジャパニーズウイスキー。その品質は折り紙付きです。

丁寧な作りにこだわり続けたメーカーの努力が、味や香りに反映され、高い評価につながっているのでしょう。

過去に行われたウイスキーのクラウドファンディング

クラウドファンディングでも、たびたびジャパニーズウイスキーに関連したプロジェクトを見かけることができます。過去にあった事例を見ていきましょう。

長濱蒸留所

滋賀にある日本一小さな蒸留所が、ボイラーを増設するための資金を募ったクラウドファンディングです。もともとクラフトビールを醸造していた長濱蒸留所が、2016年からウイスキー作りにも挑戦。こちらのウイスキーは、2018年現在はまだ出荷されていないため、このクラウドファンディングで入手できるニューメイクは、大変貴重なものでした。

ニューメイクとは、樽詰めされる前の原酒を瓶詰したもののことです。セットでついているホワイトオークのミニ樽にニューメイクを入れておき、自分で熟成できるというのもこのクラウドファンディングならではの魅力でした。このクラウドファンディングは話題となり、プロジェクト開始からわずか1日で目標額の100万円を達成し、最終的には新目標額の300万円を超える343万9,000円の支援を得ました。

三郎丸蒸留所

こちらは目標金額の2,500万円を達成し、最終的に3,825万5,000円まで支援額を伸ばした大型クラウドファンディングです。富山で古くから酒作りとウイスキー作りをしてきた「若鶴酒造」が行ったこのプロジェクトは、老朽化した蒸留所の改装のために打ち立てられたものでした。

リターン品には、北陸唯一の蒸留所で作られているウイスキーの他、グラスや富山名物のつまみ、ニューメイクと樽といった小額のもののほかに、限定8名の「樽オーナー」になれる権利も用意されていました。

今後も国内の蒸留所は要チェック

現在、ジャパニーズウイスキーの人気を受けて、国内では続々と蒸留所が誕生しています。北海道の厚岸(あっけし)では厚岸蒸留所が2013年に誕生し、2018年2月にウイスキーが出荷され話題となりました。そのほか、茨城の木内酒造が蒸留所の新設を決め、ウイスキー事業へ参入。静岡では2012年に設立されたガイアフローが、ウイスキー作りを行っています。

新しいジャパニーズウイスキーは、これからも続々と誕生し、その際に資金調達の一環としてクラウドファンディングを行うかもしれません。また、歴史ある蒸留所も、設備刷新のための資金調達方法としてクラウドファンディングを検討することもあるでしょう。ウイスキーファンや投資として興味がある人は、時々クラウドファンディングをチェックし、支援を行って希少なウイスキーを入手してみましょう。

 
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