(写真=CARACOLLA/Shutterstock.com)
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「MOTION GALLERY」でアーティストのプロジェクトを支援

2019.1.4
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アーティストやクリエイターが活動するための資金調達に特化した、クラウドファンディングのプラットフォーム「MOTION GALLERY」。他のクラウドファンディングのプラットフォームとは違った専門分野を有するMOTION GALLERYの存在意義や、文化への投資がもたらす効果をご紹介します。

さまざまな視点からアーティストを支援する「MOTION GALLERY」

「MOTION GALLERY」は、クリエイティブに特化したクラウドファンディングのプラットフォームです。アーティストがファンを巻き込み、新しいクリエイティブのための資金調達を目指すプラットフォームで、扱うジャンルは音楽、映像、ゲーム、書籍など芸術的な創作物に特化しています。

また、ジャンルとは別にさまざまな特集を組んでいる点もMOTION GALLERYの特徴です。島文化や職人を追ったドキュメンタリーなど、クラウドファンディングならではの切り口によって、ジャンルを超えた芸術活動の多様性が可視化されます。

クリエイティブやアートの専門メディアの多くは、その表現分野によって細分化されているため、コミュニティやファンが相互に交流したり情報を共有したりする機会が少ないのが一般的です。一方、MOTION GALLERYでは、クリエイティブ関連の多岐にわたるジャンルを包括しているため、クラウドファンディングを通じて、ユーザーは「支援」という視点から、最先端の文化芸術を俯瞰しやすい点が特徴的です。

MOTION GALLERYを通じて作品を完成させたクリエイターは多くいます。一例として、ドキュメンタリー映画監督の海南友子(かな ともこ)氏は、東日本大震災で被害を受けた福島原発の取材中に、自身が妊娠していることが分かった経験をきっかけに、母としての自分や、被災による移住を迫られた母子の姿をドキュメンタリーに描きました。その製作費の一部はMOTION GALLERYのクラウドファンディングを利用しており、作品は反響を呼びました。

アーティストの支援を通じて文化育成に貢献

アーティストの支援を行うことは、文化を育てることや、社会問題について考えるきっかけとなる作品を生み出すことに直結します。日本は、欧米諸国や韓国と比較して、国家予算に占める文化予算の割合が少なく、GDPに占める寄付の額も少ない国なので、文化芸術活動を行うための資金調達が難しいといえます。

一方で、文化振興に対する世論の意識を見ると、2016年に内閣府が行った世論調査「文化芸術振興に関する意識や要望」では、文化芸術活動が「大切だ」と感じている人は88.5%に達しています。また、文化庁「文化芸術関連データ集」によると、文化予算の用途に対する要望には、「子どもたちの文化芸術体験の充実」と「文化芸術を支える人材の育成」がそれぞれ高い割合を占めています。このことから、芸術活動への資金や寄付が少ない反面、文化芸術に対する興味や人材育成の重要性については、国民の意識の高さがうかがえます。

こうした背景を考えてみても、文化芸術活動の推進に直結するクラウドファンディングは、人材の育成や支援の土台になる可能性が高い仕組みといえます。社会貢献という視点による、他の多くのクラウドファンディングでは優先順位が下がってしまうかもしれないプロジェクトを、MOTION GALLERYがキャッチする役割を担っています。

アーティストを支える2つの資金調達方法

MOTION GALLERYでは、作品の創出やアーティストを支援するクラウドファンディングとして、適切な資金調達の種類を定義しています。支援を募る表現者やアーティストはプレゼンターと呼ばれ、「コンセプト・ファンディング」と「プロダクション・ファンディング」の2種から支援方法を選択できます。

コンセプト・ファンディングを選んだ場合、期限内に目標額を到達できなかったときは、資金調達そのものがキャンセルされ、リターンが成立しません。したがって、まだコンセプト段階の作品や、活動をPRするとともにファンの反応やニーズをうかがうコミュニケーションの場として利用することができます。一方、プロダクション・ファンディングは、目標額到達の可否を問わず作品の実現を求められ、リターンが発生します。そのため、すでに計画進行中の作品に対して有効な手段といえるでしょう。

2種の違いを理解した上で、どの段階の作品に対して支援したいかが選択できるのも、支援する側にとって貴重な仕組みです。いずれにせよ、アーティストたちが作品を生み出すまでのプロセスに、支援を通じて参加することで、文化芸術活動の重要性に対する意識は大きく変わるでしょう。

アートを支援することで、社会や心を豊かに

MOTION GALLERYでの支援者が増えることは、創作に取り組む土壌に恵まれない日本のアーティストの活動を促進します。アートは、必ずしも利益につながるものではありませんが、長期的に見て国民の心を豊かにする作用や、感動を生み出す結果をもたらします。文化芸術活動への支援を通じて社会に貢献する一つの手段として、MOTION GALLERYは新しい選択肢を提示しているといえるでしょう。

 
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